鉱物や人工物、彫像に酷似した形態。そういう意味ではやや機鎧属に近い。
姿の幅は広く、行動範囲なども型によって異なる。俊敏さに欠けるが外殻が頑丈である場合が多い。
本人がその姿になることはなく、囮や分身として似たような形の物体を出現させる場合もあるようだ。その場合は若干脆い。なお液体金属もアリである。
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ペルセア (Pelcere)
「偶像の貌を備えしもの」
喰得原型:顔が隠された石像
モチーフ:ビームを打つ浮遊ゴーレム
仮面=隠すという事で「閉鎖」の力を持つ防御型の形態。地面には立たず空中を浮遊し、同じく浮遊する手を持つ。手は身体と繋がっていないので様々な角度からの攻撃が可能。他に破壊光の飛び道具も備える。
暴くことを目的としている彼が地に足を付けず自らを隠す行動に出るのは相手への皮肉。模写型の時、この頭部を模した仮面を着用していることがある。
ペルセア・ロッガ (Pelcere Rogga)
「堅牢なる刻を圧壊せしめるもの」
喰得原型:仮面型と同じ
モチーフ:ゴーレム
補足:ファンタジー職業シリーズ/守護者
通常の仮面型の浮遊能力を捨て、代わりに腕力を中心に攻撃力や防御力を向上させた形態。結果形像形態の中でも優れた能力を持つに至った。
爪の攻撃範囲は通常型と比べれば狭くなったが、肘や膝などの間接が多重関節となっているため人間の腕などと比べると可動範囲が広い。ただし素早さも犠牲になっており、万が一爪をかわされた場合は破壊光やワイヤー状の管で繋がった刃を射出し対抗する。
ロイトア (Loytoa)
「主なき玉座を背負いし駿馬」
喰得原型:血統が絶えた馬の蹄鉄
モチーフ:ジプシーバナーホース
補足:十二支シリーズ/午
巨大な鉱物や氷塊で出来た獣に似た型。自分の周囲の空間を歪め、高速移動やトリッキーな動きで相手を翻弄する。辺り一面を凍らせ、氷に閉ざされた場所では更に力は増大する。
その身体は容易に傷をつけることは叶わないが、珍しく殺生は殆どしない平和志向の型でもある。
ロイトア ・バエン(Loytoa Baehn)
補足:ファンタジー職業シリーズ/探索者
ネトマリネ (Netmolineh)
「決して弾矢に射抜かれぬもの」
喰得原型:謎の操り人形
モチーフ:メガネザルなど原始的な猿
補足:十二支シリーズ/申
小柄ですばしっこく、樹々の合間など複雑な地形を駆ける型。本人は身を隠しつつ周囲を飛び回る球体の破壊光で相手を攻撃したり、偵察するのに向いている。
陰から飛び出して爪で攻撃を仕掛けるのも得意だが、実際にはそれはダミーでありそれに攻撃を加えても意味はない。本来は球体のうちのどれかひとつ。ダミーを自爆させることも可能。
キリド (Kirid)
「泉を毒し制圧するもの」
喰得原型:特異な液体金属
モチーフ:ウミガメ、水銀
補足:七識シリーズ/身識
金属と言えば硬いイメージを持つが、こちらは液体金属の力を持つ。触れると相手を溶かしたり爛れさせ、水や土地を汚染させる。そのため水の中を主戦場とする者たちを一網打尽にしたりもする。